「今最も優れたレーシングバイクはどれか」。サイスポ執筆陣が、10台のロードバイクを集めてガチンコで評価&採点をし、順位付けを行う本企画。
その中で評価するのは、「加速力」や「登坂性能」、「ハンドリング」などといった動的性能だけでなくユーザビリティやラインナップなども含めており、総合的に最も優れた一台を選んでいる。
今回は2018年12月号にて実施した人気企画「エアロロード大研究」での結果、一位に選ばれたスペシャライズドのヴェンジもノミネートし、その総合性能を超えるバイクはあるのか?というのが裏テーマとなった。その結果は是非サイスポ2月号をチェックして確認してほしい!
……と、各員が心を鬼にして挑んだ本企画。
しかしながら、メンテナンス性やポジションの変更の容易さなどを、項目ごとに点数を付けて評価する「ユーザビリティ」項目にて、ウィリエール・ゼロSLRとピナレロ・ドグマF12の2台で、編集部の確認不足から評価に不十分な点が発生してしまった。ここに心よりお詫び申し上げます。
さて、そこでユーザビリティ評価をここで再度実施。以下がその内容となる。
ウィリエール・ゼロSLR
正しい評価は「コラムスペーサーを入れ替えて、ステムの高さを変える際に、フロントブレーキの着脱の必要はない」。
・ステム/ヘッド項目内「ヘッドスペーサー調整」を−5点から0点へ変更
・総合点を−15点から−10点へ変更
ピナレロ・ドグマF12
「専用ハンドル&ステムだけではなく、標準で付属するステムアダプターを介してステムを変更すれば好きなハンドルを使用できる。また、専用ハンドル&ステムのバリエーションも数多くラインナップしており、ライダーに合わせて選択が可能だ」。
・ステム/ヘッド項目内「汎用ステムの可否」を0点から5点へ変更
・総合点を−21点から−16点へ変更
※今回は完成車でパッケージされる状態での比較評価を行ったため、ドグマF12の完成車に付属するステム一体型ハンドルバーの調整幅という点から採点した。
この点数の変動によって、総合点の変化は、
・ウィリエールが総合点690点から695点へ
・ピナレロが総合点674点から679点へ
これによって、今回の総合順位における変動は起こらないこととなった。
さあ、それらを踏まえて、今回実施した総合レーシングバイクナンバーワン決定戦はどうなるのか?
本企画「ロードバイクスーパーテスト」に注目してほしい。
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December 24, 2019 at 04:33PM
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