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サイクルソックスとシューズカバーはフットマックスがいい オススメするいくつもの理由 | Cyclist - Cyclist(サイクリスト)

 春夏秋冬、自転車にはいつでも快適に乗りたいと思うのはサイクリストの願いでしょう。そんな快適性をサポートしてくれるのが、様々なサイクリングアパレルです。サイクリングジャージやパンツ・ビブといった物はもちろん、グローブやソックス(靴下)と言った小物も快適性に大きな差を生み出します。今回紹介したいのは、そんな小物の中でも個人的に最も気に入っているFOOTMAX(フットマックス)のソックスとシューズカバーです。

フットマックスは様々なスポーツに適したソックスを発売 Photo: Kento OZEKI

履き心地やホールド感ばっちりのソックス「FXB017」

 まずはロードバイク用ソックスからご紹介します。フットマックスでは3種類の自転車専用ソックス(オールシーズン用2種、冬用1種)を発売していますが、その中でも個人的に好んで使用しているのが、レーシングモデルとなる「FXB017」です。この靴下のお気に入りポイントは、非常に薄く立体的に作られており足にフィットして、ダイレクト感が強いという点です。もうひとつ「FXB109」というシリコングリップを搭載したモデルも存在します。

画像出典:Amazon

画像出典:Amazon

 自転車用のビンディングシューズは一般的なシューズと違い、できるだけ足に密着させてペダリングの際に脚からペダルへ入力した力を逃がさないような構造となっています。そのため、足とシューズの間に介在する靴下もできるだけ足にフィットしたものが良いことになります。

 履き心地も重視されるところです。生地の厚い靴下は不要な圧迫を生む可能性があり、長時間のライドでは痛みを伴う可能性もあります。

 また靴下の縫い目が当たって、小指や親指のあたりが痛くなった経験をしたことがある人は多いかもしれません。その点、「FXB017」はただ薄く作られているだけではなく、縫い目もミニマムに縫製されており、自転車専用ソックスとしての専門性が感じられます。

痛みの原因等になる縫い目の出っ張り等を感じることはほとんどない Photo: Kento OZEKI
場所によって縫製や生地の厚さが異なるのが良くわかる Photo: Kento OZEKI

 生地が薄いとなると、耐久性が心配になるかもしれませんが、一般的な靴下と比べても耐久性に劣ることはありません。私はフットマックスの靴下を使い始めて3年ほどですが、未だに最初に買った物が使えています。

 ただ使用に伴って色落ちしてきますので、できるだけ良い状態を保てるように、洗濯の際には洗濯ネットを使用するなど気遣うようにしましょう(自転車ウェア全般に当てはまることですが…)。

 靴下の丈についても、長すぎず短かすぎずのベストバランスだと感じます。ふくらはぎの下部まである丈が、くるぶしを守るのはもちろん、足首を固定してくれるので、無駄に足首が動くことを防いでくれている感覚があります。

 またこの部分の生地にも工夫がされており、足首のあたりは生地が意図的に薄くつくられ通気性があり、最上部は適度に厚めの生地でしっかりとホールド感があります。個人的には靴下を履く際に最上部を持って引っ張り上げるので、この部分がしっかりとしていることには好感が持てます。

適度な通気性を持ったシューズカバー「FXB016」

シューズカバー(FXB016) Photo: Kento OZEKI

 フットマックスにはもうひとつ紹介しておきたい製品があります。それがシューズカバー「FXB016」です。

 ビンディングシューズは、通気性を重視して設計されているため、冬は冷たい風が靴の中を抜けていき、足先が冷えてしまいます。そんなときに活躍するのがシューズカバーです。

 このシューズカバーが他の製品より優れていると感じるのは、シューズカバーでありながらソックスと同じような柔らかい素材でできており、適度な通気性を持ち合わせていることです。

 一般的なシューズカバーは足先の冷えを大きく抑えてくれる一方で、気温が上がったり、ライドの強度が高くなると暑くなりすぎて足先が汗ばんでしまうことがありました。しかしこのシューズカバーでは、一定の通気性があるためオーバーヒートすることがありません。

画像出典:Amazon

 もちろん通気性があるからと言って、足が冷えてしまうような通気ではなく、何とも絶妙な通気性を実現しているのです。個人的には関東南部の気温帯であれば、余程の寒波等がない限りはこのシューズカバーで十分冬が越せるので重宝しています(もちろん、個人差はあります)。

 また素材が柔らかいため、シューズカバーの上からビンディングシューズの締め具合を調整することができますし、靴の脱ぎ履きも面倒がありません。

伸縮性の良い素材なので、カバーの脱着、BOAダイヤルやラチェットの調整もできる Photo: Kento OZEKI

 ここまで褒めてきましたが、このシューズカバーにも欠点は存在します。それは汚れが目立ちやすいと言うことです。これはこのシューズカバー特有の理由なのですが、非常にカラフルな製品展開をしているためです。一般的にはシューズカバーと言えば黒系統ですが、フットマックスのシューズカバーではホワイトやイエロー、ピンクといった他社では見られないカラーを6色展開(ブラックを含む)しています。

 そのため、油汚れや地面の汚れを拾うと目立ちやすいというというわけです。とはいえ、他の衣類と同様に洗濯が可能なので、汚れたら洗濯してしまえばいいので、実はそれほど大きな欠点とは言えないかもしれません。

 ちなみに、装着前に防水防汚スプレーを振りかけておけば汚れの付着を防げますし、どうしても汚れを目立たせたくないという方は、ブラックを選択するというのも良いでしょう。ただ、せっかくカラフルな展開をしてくれているので、多少の汚れやすさには目をつぶってバイクやウェアに合わせた配色を楽しんで欲しいです。

 また冬は日暮れが早いので、シューズカバーを目立つ色にすれば、他者からの認識にも役立つかもしれません。

底部はクリート以外は露出しない構造なので、歩行によってかかと部分は傷みやすい Photo: Kento OZEKI

 もう一点このシューズカバーには消耗が早いという欠点があります。これは靴下と同じようにシューズ全体を覆ってしまうので、歩行時などに底面部が消耗して最終的に破れてしまうためです。

 また洗濯等を繰り返すことで、生地がヤレてくるという理由もあります。ただ消耗が早いといっても、1シーズン持たないということはありません。個人的な使用感覚でいうと2シーズンは持ちます。

 しかもシューズカバーとしては安価な2000円(税抜)という価格設定なので、消耗品という感覚で使ってもそれほど懐が痛むこともありません。フットマックスのソックスもシューズカバーもそれほど高い金額ではありませんが、大きな快適性をもたらしてくれる製品です。

 もし今使っているソックスやシューズカバーに不満があったり、ライドパフォーマンスを高めてみたいと思っている方がいれば、この機会に試してみてはいかがでしょうか。

⼤関賢⼟(おおぜき・けんと)

平成元年⽣まれのロングライド系チャリダー。速くはないが、ヒルクライムが好きで、2017年より日本中の峠を登り総評するブログ「え、登らないんですか?」を運営中。ブログ運営の他、自治体向け観光PRのドローン撮影やロードレース、トライアスロンイベントでの運営サポート、撮影業務も行う。各種SNSにて情報発信していますので、お気軽にフォロー下さい。

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