織田裕二が主演を務める月9ドラマ「SUITS/スーツ2」(フジテレビ系)は、20日午後9時から第2話が放送される。“危険”な敏腕弁護士で、「幸村・上杉法律事務所」から追放されていた共同代表の上杉一志(吉田鋼太郎)が復帰することで、物語は序盤から大きく動き出しそうだ。
本作は、織田が演じる負け知らずの敏腕弁護士・甲斐正午と、中島裕翔演じる経歴詐称の天才ニセ弁護士・鈴木大輔の“最強バディ”が、さまざまな訴訟に向き合い、問題を解決していく重厚なストーリーと、海外原作ならではのユーモラスさとテンポのいい掛け合いが見どころのリーガルドラマだ。
気になる第2話のあらすじ
甲斐(織田)とチカ(鈴木保奈美)によって、「幸村・上杉法律事務所」から事実上追い出されていた共同代表の上杉(吉田)が復帰した。上杉は、全スタッフの前で、節操がなく強欲だったかつての行いを詫びると、妻の死をきっかけに人を思いやることの大切さを学んだとアピールし、あっという間に彼らの心を掴む。
チカは、上杉に弱みを握られる前に大輔(中島)を解雇するよう甲斐に命じた。しかし甲斐は、大輔を辞めさせるなら自分もクビにして欲しいと返す。甲斐が辞めれば、上杉は必ずその理由を探り、無資格の弁護士を雇っていたことでチカを責めるはずだと言うのだ。
あくる朝、チカたちが事務所にやってくると、内装工事が行われていた。上杉の指示だった。その陣頭指揮を執っていたのは、蟹江(小手伸也)だ。蟹江は、上杉から事務所の全案件をまとめた資料も作るよう指示されていた。蟹江からその許可を求められたチカはOKするが……。
そんな中、甲斐は、難航している東京国際記念病院と看護師組合の労使交渉をまとめるよう、チカに命じられる。東京国際記念病院は、かつて上杉が獲得したクライアントでもあった。だがチカは、重要な案件は上杉に任せない心づもりでいたのだ。
東京国際記念病院では、待遇に不満を持つ看護師たちが組合を結成し、賃上げを要求していた。それが受け入れられない場合は、内閣官房長官の心臓バイパス手術が行われる日にあわせて一部業務のストライキを行うと宣言していた。
甲斐は、大輔とともに組合をまとめる看護師長の安田佐緒里(黒木瞳)に会いに行く。かつて被災地のボランティアをまとめた手腕でも知られる佐緒里は、弁護士もつけずにたったひとりで交渉の席につく。そこで甲斐たちは、平均5%の給与アップを提示した。しかし佐緒里はそれを拒否し、病院側が50億円もの投資をしてAIオペシステムの導入を進めていることを理由に、15%もの賃金アップを要求。「私たちの仕事を舐めないで」。佐緒里は、甲斐たちにそう言い放ち……。
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April 19, 2020 at 06:10PM
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