日本鉄鋼連盟が18日発表した普通鋼鋼材の受注統計によると、3月の国内向け受注量は前年同月比11・3%減の315万8千トンにとどまり、14カ月連続で前年同月実績を下回った。2桁の減少は6カ月連続。
製造業向け、建設(建築・土木)向けともに減少したが、建設の落ち込みが大きかった。建設は同13・6%減の86万1千トンで、建築、土木ともに2桁減少した。約7割が建設向けとされる販売業者向けも同20・0%減の92万5千トンと大きく落ち込んだ。
国内の製造業向けは同2・5%減の137万1千トン。自動車や産業機械、電気機械などが減少。船舶向けがプラスだったことで、全体の減少率は2月の11%減に比べ縮小したが、受注状況は引き続き芳しくない。
一方、輸出向け受注量は同2・7%減の196万6千トン。国内、輸出向けを合わせた普通鋼全体の受注量は同8・4%減の518万7千トンで2カ月連続で減少した。
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May 19, 2020 at 04:04AM
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3月の国内向け普通鋼鋼材受注、14カ月連続減の316万トン。2桁減は6カ月連続、建設向け大幅減(鉄鋼新聞) - Yahoo!ニュース
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